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東京オリンピック後にマンション価格暴落の噂

最近、「東京オリンピック開催の2020年前後にマンションの価格が暴落する」などの噂を目にします。
ですがそれは本当なのでしょうか?

「新築マンションの価格は下がらない」という意見もあります。
それは、『新築マンションの価格については、供給戸数を調節することにより価格を維持できる』
ということからです。
「供給戸数×物件価格=市場規模」という数式があります。
需要と供給の問題で、売れ行きが悪ければ、供給戸数を減らせば、新築マンションの価格を下げる必要なく維持ができます。

「マンションの価格が上昇する」理由

さらには、マンションの価格について「下落どころかむしろ上がる」という意見すらあります。
その理由として挙げられているのは
「金融緩和が続く為」「東京などの人口が増える為」「高齢者は資産を持っている為」「民泊により賃料が上がる為」・・・などです。
特に安倍首相のアベノミクスによる金融緩和が不動産価格を上げていることは実証されています。
そして最近「安倍首相の自民党総裁任期が延長」という報道があり、このことから金融緩和がオリンピック以後も続く可能性が高くなり、そうするとまだマンション価格は上がるのではないか?
という噂が出ています。

「自宅用のマンション」の価格については、下がりにくい安全な資産と言われています。
その理由は、住宅ローンを借りる際に「団体信用生命保険(団信)」 に加入する為です。
これにより、住宅ローンの利用者が亡くなったりトラブルがあった時にローン返済をする生命保険で、例えマンションオーナーが亡くなっても家族がそのマンションを売却しないで済みます。
このことが、「自宅用のマンションの価格が暴落しない」ことの一因となっています。

さて、「東京オリンピック開催後のマンション価格暴落の噂」、みなさんはどうお考えになるでしょうか。