不動産投資セミナー「トランプ大学」問題、和解合意
アメリカ次期米大統領のトランプ氏が創設した不動産投資セミナー「トランプ大学」での詐欺容疑になっている問題で、トランプ氏は2500万ドルを支払い和解ということで合意したそうです。
報道によると、なぜこの不動産セミナー「トランプ大学」が問題になっているかの理由が、トランプ氏の選出した講師による不動産投資セミナーに参加した生徒が、「高い受講料を払ったのにたいした内容じゃなかった」と訴えたとのこと。
トランプ氏は和解したものの、自身に非があったとは認めていないそうです。
たしかにニュースを見る限りでは悪質さは感じられません。
なんでも『不動産投資の極意を教える』という宣伝文句だったようですが、こういったフレーズはよくある宣伝文句です。
「世界的に話題のトランプ氏の不動産投資セミナー」という事で、何も考えずに受講を決めてしまったのではないでしょうか。また、「必ず儲かる」と決め付けてしまったのではないでしょうか。
ただ、この元生徒が支払った金額は「約35000ドル」らしいです。日本円で約387万円。
たしかに大変な金額ですよね。
しかし、厳しい言い方をすればこれも「投資」ですよね。
つまり、「不動産投資セミナーで勉強をする」ということも、ひとつの「不動産投資」だと思います。そして「良い不動産投資セミナーを見極める」ことは「良い不動産物件を見極める」ことに通じるものがあり、不動産投資のひとつなのです。
皆さんには是非ご自身で見極めて頂いて、どの不動産投資セミナーを受講するのか、決めて頂きたいですね。