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不動産投資において入居率と利回りは、多くの場合、相反するものです。
すなわち、東京や大阪などの大都市圏では入居率は高いものの、
物件価格も高いので、利回りは低めです。
一方、地方では物件を安価で購入できますが、入居率を高く保てないため、
空室だらけになってしまい経営に行き詰るケースが少なくありません。

そんななか、京都は高い入居率と利回りを両立できる国内でも希有な町なのです。

オーナーが知っておきたい京都の賃貸事情

全国的に厳しさを増す賃貸市場ですが、
そのなかでも京都市はまだ貸し主優位な都市だと言われています。
京都ならではの交通事情や単身身が多いという背景もあり、
他地域とはまた違った賃貸事情を有しています。
なかでもマンションオーナーとして知っておきたい
京都ならではの諸事情をご紹介します。

敷金、礼金、更新料

東京として同じく敷金、礼金、更新料があります。
(なお、大阪では通常更新料というものは取りません)。
昔から更新料があるのが東京都と京都の特徴と言われてきましたが、
近年では高額の更新料が判例で否認されたこともあり、避ける傾向にあります。

広告料

大都市圏では賃貸入居者を付けるための競争が苛烈で、
なかには賃貸付けのために多額の広告料を必要とする地域もあるようです。
なぜなら、物件数が多いからです。

一方、京都では、通常広告料は家賃1ヶ月分です。
特に上乗せを要求されることはありません。

バスと地下鉄

京都に地下鉄の鉄道網が整備されたのは比較的新しく、
1981年に烏丸線北大路━京都間が開業したのを皮切りに、
区間と路線を拡張してきました。

それまで市民の足といえば、市バスが一般的でした。
京都市内はバス網がとても細かく張りめぐらされており、
例えば立命館大学に行く場合にも複数のルートがあるので、
バスを利用する学生の賃貸住宅の選択範囲は、かなり広域にわたります。
現在でもバスは市民の日常の足としてよく利用されており、
地下鉄の駅から距離があっても、京都市では致命的な欠点にはなりません。

とはいえ、地下鉄沿線はやはり人気があるエリアです。
誰でも住めるなら四条烏丸、河原町、四条河原町などがいいに決まっていますが、
予算に限りがあるなかで沿線にこだわると見つかりませんので、
対象を全域に広げながら、自分に合った賃貸物件を探すケースが多いようです。

駐車場

京都では賃貸住宅に駐車場は必須ではありません。
実際、当社で販売しているワンルームマンションは、
最低限来客用をつけているだけですが、問題なく埋まっています。
地方都市では「1人1台、駐車場が必須」という地域も多いので、
その点も京都の特色だと言えるでしょう。

極論ですが、京都市側は「京都市にあまり車は乗り入れないでほしい」という方針です。
四条通も二車線だったものを片側一車線ずつにし、その分歩道を拡張しました。

京都市は道が非常に細く、移動手段としての車は、あまり利便性がよくありません。
その割に駐車場の賃料が高く、月額3万~4万円くらいです。

市民は徒歩かバス利用がメインで、自転車利用も多いです。
特に大学生は自転車通学の人が多いので、
京都大学などに行くと膨大な数の自転車があります。


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選択肢の一つに、京都物件をお勧めします

年金破綻、少子高齢化、格差社会、下流老人など、
不安が募るキーワードばかりが目立つ将来の日本ですが、
ただ漠然と心配しているだけでは何も変わりません。
自らアクションを起していくことで、自らの意識や未来は変えていけるのです。

そうしたアクションの一つに、
将来の資産を形成する不動産投資は最適なものだと思います。

皆様の資産形成と豊かな老後の一助になれば幸いです。